長雨に備えて!雨の日のおねしょ対策!
早朝、長男が泣いている声で目覚めました。
特有の匂いで状況を察することが出来ました。
寝ぼけ眼で長男の方を見れば、ズボンとシーツに大きな染みが。
そう、『おねしょ』です。
おむつはずれの最終難関『おねしょ』
「ああ〜今日もダメだったかぁ〜」
と言う親の嘆き以上に、
実はおねしょは子供の自尊心を著しく傷つけてしまっています。
『オムツカッコ悪いから早くやめたい』
『また失敗してしまった』
『自分はなんてダメな子なんだ』
そんなふうに本人は思っているかもしれません。
『大丈夫だよ!誰でも通るんだから!お洗濯すれば大丈夫!気にしない!気にしない!』
そう言って、落ち込んでいる長男を励ましながら、
まずは洗濯しようと外を見ると、なんと雨!!
大ピンチです!
今日はそんな時に普段から私がやっている『雨の日のおねしょ対策』をご紹介します。
これを見て対策していただければ、雨の日でもおねしょに慌てなくて済むようになれます!
【1、おねしょパッドの導入する】
当たり前かもしれませんが、コレがかなり有効です。
表面が普通のタオル地で、裏面に水分を通さないように加工されているシーツです。
我が家は四隅にゴムが付いているシングルサイズのベッドパットタイプを2枚買いました。
ただし、このおねしょパッドには弱点があり、熱で縮んでしまう素材のため、
タンブラー乾燥(コインランドリーの乾燥機)が使えないのです。
2日連続で雨降りだった時は1枚目はまだ乾ききっていないこともあったので、
余裕のある方は3枚ぐらい持っててもいいと思います。
【2、洗えて乾きやすさ重視で子供の寝具とパジャマを選ぶ。】
まず、我が家の子供のモノを選ぶ基準は
『洗えるか、乾きやすいか』
というところを重点に置いています。
子供はよく、おねしょをしたり、鼻血が出たり、急に吐いたりするので、
もしも先程のおねしょパッドのように、
コインランドリーで乾燥させることが出来ない素材ですと、
そもそも雨の日というだけで頓挫してしまうのです。
また、寝相が悪くてシーツをめくったり、かけ布団の上で寝てたりするのが子供です!
寝具とパジャマはなるべく洗えて乾きやすいモノを用意しましょう!
【3、すぐにおねしょの部分をお湯洗いすると、臭いが残りにくい。】
おねしょのついた場所がそのまま乾いてしまうと、臭いが取れにくくなります。
子供がおねしょしてしまったら、まずはすぐに脱いでもらい、子供に体をシャワーさせにいきます。
ついでに大きめのバケツやタライに、
おねしょのついたシーツとおねしょパッド、パジャマと下着をいれて、
シャワーのお湯を入れつつ、お湯ですすぎます。
お風呂に残り湯がある場合は、そちらにジャボッと浸けてすすいでおいてもOKです。
【4、水量MAXで洗濯機を回すと臭いが消えやすくなる】
先程のお湯で一度すすいだシーツたちを、水量MAXに設定した洗濯機で洗います。
すすぎも2回がいいでしょう。洗剤もその量に合わせてください。
洗濯とは『汚れを水に移して流す』作業なので、水が多い方がより汚れが薄まります。
気になる方は洗濯用漂白剤や、消臭系の柔軟剤を入れてもいいです。
これで臭いもほぼ落ちるはずです。
【5、エアコンをつけて全部室内干し。もしくはおねしょパッドのみ室内干し、残りはコインランドリーへ。】
ここまで来たらあとは干すだけです。
エアコンをつけて、先程のシーツ類を室内干しします。
室内干しスペースがない場合、長めのS字フックを2本カーテンレールにつけて、外で使っている物干し竿をかけるなどして、簡易室内干しエリアを作ります。
(100均に物干しコードなどもあるので用意しておくと便利です)
近所にコインランドリーがあれば、おねしょパッドだけを室内干しして、残りをコインランドリーに持ち込んで、やっと一安心ですね。
【6、洗えないものにはファブリーズ】
敷布団や掛け布団にまで貫通していた時は、洗える表示があるモノは洗えます。
近所にお布団も洗えるコインランドリーがある場合は活用してください!
洗えない場合はひとまずファブリーズなどの消臭スプレーをたっぷり振りかけておき、
タオルでおねしょのついた部分を叩くように拭きます。
あとは晴れの日を待ち、天日干しします。
日光には殺菌、消臭効果もありますが、臭いがなくなるまで消臭スプレーと天日干しを根気よく繰り返しましょう。
いかがだったでしょうか?
対策方法を知っておくだけでも「うそ、このタイミングでおねしょ?布団にも貫通してる?!終わった…」から抜け出すことが出来ます!
おねしょもいつかは終わります!
へこんでいる彼らのためにも「お洗濯すれば大丈夫!」と笑顔で言えるように、
これを機に子供の寝具をお洗濯しやすいモノに見直してみましょう!